枝元さんのきほん 2

夏の疲れに
温めんを

料理・枝元なほみ 写真・野口健志 スタイリング・諸橋昌子
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「今日は食事をかんたんに済ませたいなという日や、なんだか食欲がないというときってありますよね。そんなときには、すぐにできるそうめんが強い味方になってくれるんです。私は〈温めん〉にするのも好き」と語る、料理家の枝元なほみさん。

「だしの香りがふわあっと広がると、それだけで気持ちが落ち着きませんか。ゆでたての温かいそうめんを器に盛って、あつあつのだしを注いでみてください。夏でもからだが冷えているときや、ちょっと元気がない日におすすめです。とろろをふんわりのせると、するするっとのどを通りますよ」。

だしの味付けは塩としょうゆで十分。ほんの15分あれば準備できるので、ぜひお試しください。

そうめんの量はお好みで。

材料(2人分)

そうめん … 2〜3束(100〜150g )

長いも … 150g

いりこ(煮干し)… 2〜3尾

昆布(10cm四方)…1枚

削り節 … ひとつかみ(およそ6g )

梅干し(大)… 2個 

万能ねぎの小口切り … 適宜

塩 … 小さじ1/2

しょうゆ … 小さじ1

作り方

1 まず、だしの準備をしましょう。いりこは頭と腹を取り、昆布とともに鍋に入れて、水4カップ(800ml)を注いで10分以上おきます。前日から冷蔵庫に置いておいてもよいですし、時間がないときは、お好みのだしパックを使っても。

2 鍋を中火にかけて煮立ったら、昆布を取り出します。みそこしに削り節を入れてから鍋に浸し入れ、削り節を菜箸でときどき混ぜながら2〜3分煮出します。削り節といりこを取り出し、塩としょうゆを加えてさっと混ぜ、火を止めます。

「削り節は、みそこしに入れてから鍋に入れると、あとでこす手間が省けてラクチンです。
味をみて足りなければ、しょうゆ小さじ1でととのえて」

3 長いもは皮をむいてすりおろします。菜箸でかるく混ぜて、ふわっとさせましょう。梅干しは種を取り除いで包丁で粗くたたきます。

「長いもは上部に皮を残して、使う分だけ
すりおろすようにすると滑りにくいですよ」

4 そうめんを袋の表示通りにゆで、その間に、2のだしを温め直します。そうめんの湯をきって器に盛り、だしを注ぎます。長いもをふんわりのせて万能ねぎを散らし、梅干しをのせたらでき上がり。

ふんわりすりおろした長いもは、やさしい口当たり。
「長いもも私の大好きな食材のひとつ。消化にもよくて、胃や腸の粘膜を守ってくれるので、元気がないときに力をもらいます」

梅の酸味とともに夏の疲れを癒しましょう。

取材・文/編集部

2019年7月19日
料理・枝元なほみ 写真・野口健志 スタイリング・諸橋昌子

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3 件のコメント

いつもは喉ごしだけで味わっている感じのそうめんですが、長いもがそうめんと淡いだしも絡めて一緒に口の中に入ってくるごとに箸が止まりませんでした。次回は「おかわり分」も必要です。

美味しく頂きました。教えて下さりありがとうございます。ネギのかわりに大葉を細切りにして頂きました。

温めんは、私も娘も大好きです^^ やさしいお出汁に梅干しはいただいたことがありますが、ふんわりとろろも とても美味しそう^^; 作ってみます。

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