持ち寄り料理はこんなふうに4

たのしい
ごま酢あえ

料理・植松良枝 写真・日置武晴 スタイリング・佐々木カナコ
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箸休めにあるとうれしいのが、さっぱりとした野菜のおかず。少し食べごたえのあるあえものは、お寿司など、ご飯ものがメインの献立にもってこいです。

「この時期なら、柔らかな春キャベツに、シャキシャキとした絹さやとアスパラがおすすめ。さっとゆでて食感を生かし、香ばしいごま風味の甘酢であえると、大人にも子どもにも喜ばれますよ」。レシピを教えてくれたのは、料理研究家の植松良枝さん。「ごま酢だれは冷蔵庫で1週間ほど日持ちするので、多めに作って別の小瓶に入れ、小さなお土産にしてもいいですね。ラー油と合わせ、せん切りのハムやきゅうり、ゆでもやしをあえて中華風の副菜にしたり、トマトとあえてオリーブオイルをかけたりしても。また違った楽しみが広がります。」

材料(4〜6人分)

春キャベツ… 1/4個

絹さや…80g

グリーンアスパラガス…3〜4本

[ごま酢だれ]白すりごま1/2カップ、きび砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ2、酢大さじ3

作り方

1 キャベツは2等分のくし形切りにし、絹さやは筋を取ります。アスパラは根元を2c mほど切り落とし、下側2〜3c m部分の皮をピーラーで薄くむいてから長さを半分に切ります。

2 鍋に湯2リットルほどを沸かし、塩小さじ1(分量外)を加えます。今回使う野菜は火の通りが早いですが、歯ざわりよく仕上げたいので1種類ずつ順にゆでましょう。ゆで時間の目安は、キャベツは30秒、絹さやは10〜20秒、アスパラは20〜30秒。ゆで上がったらざるに広げ、うちわであおいで手早くさまします。

キャベツはしんを付けたままゆでると葉がバラバラにならないので、あとの作業がラクです。湯から引き上げるときはトングで。

余熱でも火が入っていくので、野菜はゆですぎないように。

3 キャベツは幅2c mに切ってから水気を絞ります。絹さやは斜め半分に切り、アスパラは一口大の乱切りにします。

4 野菜は厚手のペーパータオルで包み、保存容器などに入れて持って行きましょう。ごま酢だれは材料をすべて小瓶に入れ、ふたをして軽く振ります。いただく直前に野菜をごま酢だれであえて、できあがり。こうすることで、野菜の色が褪せず、余分な水けもでないので歯ざわりよく、おいしくいただけます。

持って行く時はこんなふうに。
野菜をやや大きめの容器に入れて持って行くと、
あえる時のボウル代わりになります。

文・編集部

2023年5月8日
料理・植松良枝 写真・日置武晴 スタイリング・佐々木カナコ

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3 件のコメント

スナップえんどうとブロッコリーでつくってみました。ペーパータオルにお野菜を乗せておき食べる直前に和えるのが良いですね!気持ちがあがります。ありがとうございます(*^^*)

残りがちの、ごまやお酢を使って作り置きできるたれはとても助かります。中途半端に残ってしまう野菜を、温野菜にしても生でもぱぱっと一品作れてしまうのは更に大助かりです。ちょい足しで野菜を選ばないのも嬉しいです。ありがとうございます。

色々なお野菜と和えられて、ラー油やオリーブオイルのアレンジも、どれも美味しそうですね*^^* 作るのが楽しみなレシピ、ありがとうございます^^

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