大きめに切った野菜をじっくりコトコト煮込むフランスの家庭料理ポトフ。日本のおでんに近いかもしれません。ソーセージやベーコンと一緒に煮込んだ栄養たっぷりな冬のごちそうです。心もからだもぽかぽかにあったまるヘルシーな一皿。じゃがいもと玉ねぎ、にんじんに加え、白菜やセロリなど、どんな野菜を使ってもおいしくできるのが魅力です。野菜がやわらかくなるまでしっかり煮込めば、お年寄りにもおすすめできるごちそうに。身体をあたためるしょうががおいしさのポイントです。
スープと具を別の器に盛りつけて食べるのが本格的。マスタードや塩を味のアクセントにしてお楽しみください。
材料(2人分)
玉ねぎ…2コ
ごぼう…2本
大根…1/3
にんじん…2本
じゃがいも(小さめ)…6コ
にんにく…3片
しょうが…1片
ベーコン…200g
ソーセージ…2本
ローリエ…2枚
オリーブオイル…大サジ1杯
白ワイン…100cc
塩…5g
粒コショー…15粒
タイム…適量
水…1リットル
粒マスタード…適量
作り方
1 玉ねぎを縦に半分、にんじん、大根、ごぼうは4センチに切り、ごぼうは切ったら水につけておきましょう。
2 大根は断面に十字の切れ目を入れます。じゃがいもは皮をむいて丸ごと使います。しょうがを5ミリほどに薄切りし、にんにくは皮をむいて庖丁の背でつぶしておきます。
3 大きめの鍋にオリーブオイルを入れ、ソーセージと角切りしたベーコンの表面を焼き、つぶしたにんにくを加えます。香りが出たら白ワインを加え、アルコールを飛ばしたら水1リットルをいれ、塩を振ります。これがベースのスープになります。
4 玉ねぎ以外の野菜を、別の鍋で下茹でします(水の量に対して1%の塩を入れてください)。にんじんとごぼうは5分、じゃがいもと大根は8分でザルに上げます。
5 下茹でした野菜(じゃがいもを除く)と玉ねぎをスープの鍋に入れ、タイム(紐で縛った)、粒コショー、ローリエ、しょうがを入れ、フタをして強火にし、沸いたら弱火にして煮込みます。水は野菜がかぶるくらいに調整してください。
6 20分ほど煮込んだら、じゃがいもを加え、さらに20分煮込んだら出来上がりです。器に盛りつけたら、オリーブオイルをまわしかけ、粒マスタードを添えてお召し上がりください。
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ポトフはフランスの家庭料理なんですね。私が余り物野菜いろいろを豆と煮込むのは、ポトフでなく野菜スープだな〜とも思いました。
面倒くさがりで下茹でを端折りそうな私ですがポトフ風にはできるかなぁ?
からだが温まるレシピ、とてもうれしいです。
実はポトフは大味な気がして食べず嫌いだったのですが、このレシピの材料の殆どがうちにあったので初挑戦してみました。
結果、大成功でした。ショウガで身体は温まるし、お野菜も取れて、とても上品なお味に仕上がりました。これから何度も作りたいです。
朝作って、夜食べました。
ベーコンが口の中でほろほろって崩れる感じに驚きです。
野菜も下茹でのおかげか、味がしみておいしかった。
残ったスープも翌日、野菜、大豆、ケチャップを足して
ミネストローネ風にして完食。
あたたまりました♪