ほろっとした食感が実においしいカリフラワー。茹でたり、焼いたり、ポタージュにしたりと、冬の食卓に大活躍の野菜です。ある日、海外の料理本を見ていたら、カリフラワーを使ったおいしそうなブレッドサラダを見つけました。早速、見よう見まねで作ってみたところ、そのおいしさにびっくりです。アンチョビとにんにくのソースが決め手ですが、その作り方の工夫に新たな気づきがありました。みじん切りしたにんにくをペースト状にして、そこに塩を加えるのです。こうすることで、にんにくのいやな臭みが消え、アンチョビと合わせたときの味のバランスが絶品でした。
軽く焦げ目がつくまでローストしたカリフラワーに、アンチョビとにんにくのソースをあえる簡単料理です。余ったパンを使って、クルトンを手作りすると、さらにおいしく仕上がります。
材料(2人分)
カリフラワー…1コ
にんにく…1片
アンチョビ…12g
オリーブ油…50g+15g
チリフレーク…2つまみ
イタリアンパセリ…3g(みじん切り)
クルトン…30g(手作りの場合、2センチほどに手で細かくちぎったフランスパンを、180度のオーブンで40分ほど焼き、カリカリにする。)
塩…1g+1.5g
黒コショー…0.5g
レモンゼスト(レモンの皮を削ったもの)…3g
作り方
1 ガーリックペーストを作ります。にんにくをみじん切りして、ペースト状になるまで、庖丁の背を押し当ててつぶし、塩1gを加え、よく混ぜ合わせます。
2 次に、アンチョビペーストを作ります。アンチョビを細かく切り、にんにくと同様にペースト状になるまで、庖丁の背を押し当ててつぶします。イタリアンパセリはみじん切りします。
3 ガーリックペースト、アンチョビペースト、オリーブ油15g、チリフレークを混ぜ合わせ、レモンゼストを加えて、ソースを作ります。
4 カリフラワーは茎を切り落とし、1.5センチ幅にスライスし、食べやすい大きさに切り分け、ボウルに入れます。オリーブ油を50g、塩1.5g、黒コショーを加え、混ぜ合わせます。
5 220度にオーブンをあたため、クッキングペーパーを敷いたオーブンプレートにカリフラワーをのせて、20分ほど焼きます。
6 ソースを大きめのボウルの内側にまんべんなく塗り、そこに焼いたカリフラワーを入れ、和えるように混ぜ合わせます。
7 クルトンとイタリアンパセリを加えて、さっと混ぜて、器に盛りつけたら、出来上がりです。
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ローストしたカリフラワーの甘さと、クルトンにアンチョビの塩味とガーリックの風味が染みてて、絶品です。チリやレモンも効いていて、とまらない美味しさです。弥太郎さんのお味ですね!レシピをありがとうございました!
農家さんから新鮮なカリフラワーをいただいたので作ってみました。アンチョビとガーリックの香りが口いっぱい広がってカリフラワーがホクホク!おいしいレシピありがとうございました。ごちそうさまでした