スペインに、「ソパ・デ・アホ」という、とびきりおいしいガーリックスープがあると聞いたのは、ずいぶん昔のこと。それから数年後、念願かなってバルセロナで食べたガーリックスープは、濃厚だけど、さらさらなポタージュのようで、忘れられないおいしさでした。
スペインでは、風邪を引いたら「ソパ・デ・アホ」を飲んで栄養をつけるそうです。カレー粉で煮込んだにんにくを、エキスたっぷりのスープに仕込んで、卵黄を加えたガーリックスープ。ひとくちで元気もりもりです。ぜひお試しください。
材料(4人分)
にんにく…12片
卵黄…2コ分
赤とうがらし…1/2本
カルダモン…1粒
パセリ…大サジ1杯(みじん切り)
ローリエ…2枚
カレー粉…3g
サラダ油…大サジ3杯
塩…8g
黒コショー…0.5g
水…3.5カップ
バケット…1/4本
作り方
1 手でにんにくを割って、ひとつひとつ分けておき、まわりの皮をつけたまま、沸かした湯で2分ほど茹でます。
2 茹でたにんにくを水を張ったボウルに移し、庖丁を使って、茎の部分から皮をむきます。
3 カルダモンは庖丁の腹でつぶして、殻から粒を出します。赤とうがらしは指で半分にちぎり、種を出します。
4 鍋に水を入れ、にんにく、カルダモン(殻と粒)、ローリエ、赤とうがらし、塩、黒コショー、カレー粉を入れ、弱火で30分ほど、じっくり煮込みます。
5 煮込んだスープを、ザルで濾し、ボウルに移します。にんにくだけを取り出し、スパイスは捨て、にんにくを別のザルに入れ、ヘラでつぶしながら濾したら、濾したにんにくをボウルのスープに戻します。
6 大きめのボウルに卵黄を入れ、サラダ油を数滴ずつ加え、泡立て器でマヨネーズ状に混ぜたら、そこにスープをすべて入れて、さっと混ぜ合わせます。この時、スープはぬるい温度の状態です。
7 薄くスライスしたバケットをトーストします。
8 スープを沸かさないように、とろ火であたためたら、器に注ぎ、バケットを2枚ほど浮かべて、みじん切りしたパセリを散らしたら出来上がりです。
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大切なひとが、体調がすぐれないとき、または、自分にだしてあげたい、だしてほしい✨素敵な元気のでるスープですね🍀飲みたいなぁ😃
ひとくち飲むと思わず、わあ♪って声がでます。とても香りが良くておいしくて、魔法みたいなスープです。バゲットが合いますね。動画や画像が分かりやすいです。ありがとうございます!感謝。
ニンニク丸ごと頂けますね‼味もスパイシーでおいしい!翌日は新鮮なホルモンが手に入ったので、ホルモンスープにしました。試して正解、おすすめします‼