子どもの頃から、夏になると楽しみな一品があります。とうもろこしご飯です。毎夏、最初の一口を食べると、そうそう、このおいしさ!と小躍りしたくなります。なんておいしいのでしょう! まさに夏のごちそうです。しょう油で焼いたとうもろこしに、みょうがと大葉を混ぜるだけの、至ってかんたんな料理。しかし、ご飯にたっぷりとのせて、さっと混ぜて食べてみてください。きっと、同じように小躍りしたくなるでしょう。そのくらいにおいしい、夏のとうもろこしを使った、その名も「さわやかご飯」を、ぜひお試しください。
作り置きしておくと、いざという時に役に立ちますし、ご飯とよく和えて、おむすびをこしらえると、これまたびっくりするくらいにおいしい、とうもろこしおむすびが出来あがります。
材料(4人分)
とうもろこし…2本
塩…小サジ1/2杯
水…100cc
ごま油…小サジ1杯
しょう油…大サジ3杯
みょうが…3本
大葉…10枚
酒…小サジ2杯
作り方
1 とうもろこしを半分に切り分けます。庖丁で切れ目を入れておいて、手で折るとよいでしょう。
2 みょうがは、えぐみのある一番上の皮を取り、薄く輪切りにし、冷水につけておきます。大葉はせん切りにします。
3 とうもろこしを茹でます。深めのフライパンに、水ととうもろこしを入れ、塩を振りかけ、弱火で5分ほどフタをして、たまに転がすようにしながら、蒸すように茹でます。
4 とうもろこしを焼きます。フライパンにごま油を入れ、火加減を調節しながら、茹でたとうもろこしを焼きます。全体に焼き目がついたら、しょう油を加えて、さらに染み込ませるように3分ほど焼きます。
5 焼いたとうもろこしをフライパンから取り出して冷ましておきます。フライパンに残ったしょう油をボウルに移します。
6 冷水につけておいたみょうがをキッチンペーパーに包んで、よく絞って、水気を切ります。
7 冷ましたとうもろこしの実を庖丁で切り落とし、しょう油を入れたボウルに入れ、酒とみょうがと大葉を加えて、よく混ぜ合わせます。
8 器に盛ったごはんの上に、たっぷりのせてお召し上がりください。
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地元の採れたてのとうもろこしをスーパーで見つけたので、今晩作りました。歯の調子が悪い母も、美味しい美味しいと言って沢山食べてくれました。ひと手間かけることで家族で旬のとうもろこしを味わうことができました。
焼いているときから、いい香りでしあわせです。みょうがと大葉と和えてサラダみたいに食べるのもお気に入りです。子ども用には焼きとうもろこしを混ぜておむすび。香ばしさと甘さがまた美味しいです。ありがとうございます。感謝。