ふろふき大根はこんなふうに

ふろふきは
やさしい母の味

文・写真・動画:松浦弥太郎
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あついからゆっくり食べなさいね、といつも母に言われ、一生懸命フーフーと息を吹きかけて、ちょっとずつ食べたふろふき大根は、ほんとうにおいしかった。甘い白みそのタレを、もっとたっぷりかけて、とわがままを言ったのは、茹で汁に溶かして、最後に飲み干すのが楽しみだったからです。一口食べるとからだが芯からあたたまり、しみじみとおいしいふろふき大根。家によって作り方が多少違うのも、ふろふき大根ならではのこと。それが家庭の味、母の味なのでしょう。

甘辛いそぼろをのせたり、赤みそのたれや、吸い口にゆずの皮を刻んでのせたりと、ふろふき大根はトッピングもいろいろ。わが家のトッピングは、白みそのタレと花かつおでした。

材料(2〜4人分)

大根…1/2本

ダシ昆布…10センチ角

米…30g

白みそ…80g

卵黄…1コ

酒…大サジ1杯

きび糖(砂糖)…大サジ1と1/2杯

カツオ昆布ダシ…50cc

花かつお…適量

ひとつひとつていねいに下ごしらえする手の味が、ふろふき大根のおいしさ。

作り方

1 ダシ昆布を水につけて30分ほど戻します。

2 大根を3センチ幅に切り分け、皮を厚めにむきます。面取りをし、表と裏に十字に切り込みを入れます。

3 切り分けた大根を、ボウルの水に5分ほどつけておきます。

みそダレは、他の野菜料理に使えますので、作り方を覚えておくと便利です。

4 みそダレを作ります。鍋にみそ、酒、きび糖、ダシを入れ、弱火で火を入れながら混ぜ合わせ、煮立ったら火を止めて、卵黄を加え、さらによく混ぜ合わせたら、出来上がりです。

アク抜きとやわらかくするために、お米と一緒に茹でますが、もちろん、とぎ汁でも結構です。

5 大根の下茹でをします。鍋に大根とコメを入れ、20分ほど茹でます。串がすっと通るくらいが目安です。

6 下茹でした大根を、ボウルの水で軽く洗います。

7 鍋に、ダシ昆布と戻し汁、下茹でした大根を入れ、大根がひたるくらいに水を足し、30分ほど茹でたら出来上がりです。

8 器に盛りつけ、大サジ2杯ほどの茹で汁をかけ、みそダレをのせて、花かつおをかけてお召し上がりください。

作りたてよりも、一度冷まして、ダシをしみこませてから、温め直していただくのがおいしい。
2017年2月13日
文・写真・動画:松浦弥太郎

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2 件のコメント

真面目にふろふき大根を作ったことがなかった気がして、
真面目に作ってみました。( *ˊᵕˋ)
ものすごく美味しくて 味噌ダレがすごく美味しいです。
おにぎりにちょこっとつけて食べたくなりました!
大根は ほんとうにおいしいですね。

透きとおったやわらかい大根は、そのまま味見しても甘くておいしくて。みそだれは上手に作るのが憧れだったので、本当にうれしいです。たっぷりかけて頂きました。こんにゃくや野菜にかけて食べたいです。しあわせレシピをありがとうございます。感謝。

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