細く長く根っこを張る丈夫なごぼうは、日本では古くから縁起が良いとされ、たたいてから茹でて作るたたきごぼうは、おせち料理の定番のひとつです。そんなたたきごぼうを、幼い頃、母は唐揚げにして作ってくれました。子どもの口に合わなかったたたきごぼうも、唐揚げになれば、なぜかおいしく食べれたのです。「子どもは揚げものが好き」。子を思う母の愛情から生まれたレシピです。
しゃきしゃきした歯ごたえがおいしいごぼうは、味と香りの根菜。かめばかむほどおいしい、たたきごぼうの唐揚げはいかがでしょうか。冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも。お酒のおつまみにもおすすめします。ぜひお試しください。
材料(作りやすい量)
ごぼう…200g
炒りごま…大サジ4杯
薄口しょう油…大サジ3杯
塩…小サジ1/2杯
酢…大サジ1杯
薄力粉…適量
揚げ油…適量
作り方
1 布巾を使ってごぼうをよく洗ったら、皮を庖丁の刃で、こそげとります。
2 ごぼうをすりこぎで軽く叩いて割り、4センチの長さに切り分けたら、食べやすい大きさに手で開きます。
ごぼうを酢で下茹ですると、アク抜きができ、やわらかくなります。
3 鍋に水を入れ、酢と塩を加えて沸かし、ごぼうを1分ほど茹でたら、バットに移しておきます。
4 すり鉢で、炒りごまを、ごまが半分残るくらいに2分ほどすり、薄口しょう油と混ぜ合わせてタレを作ります。
すりごまと薄口しょう油のタレがおいしさの秘訣です。
5 茹でたごぼうを、タレに5分ほど漬けたら一度混ぜて、もう5分ほどタレに漬け込みます。
小麦粉をたっぷりまぶすと、揚げ上がりがサクサクになります。
6 ごぼうに薄力粉をたっぷりまぶし、170度の揚げ油で揚げていきます。
7 表面がカラリと揚がったら、出来上がりです。
何気ないおかずですが、こういうおかずがいちばんうれしい。
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サクサクからりと揚げた牛蒡を想像しただけでも幸せな気分になります。胡麻と牛蒡って相性がいいですね!
ご飯にもビールにも合う美味しいおかず。しっかり味付けしていただきます。今日も幸せな1日をありがとうございます😊
いつもはすりゴマを買ってきてしまいますが、今回はゴマをすり鉢ですってみました。プチプチという音と共に、ゴマの良い香りが、、、「ゴマをする」って楽しい!
ごぼうももちろん美味しくいただきました。
酢と塩で先に茹でるとは、良いことを教えてもらいました。ありがとうございます❗ごぼう1本では全然足りず、私の口には入らなかったのが残念です(笑)もっとたくさん作って、次こそは食べます❗