マーマレードはこんなふうに

きらきらした
甘い宝石

文・写真・動画:松浦弥太郎
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マーマレードをぜひ一度お作りください。マーマレードの素晴らしさを知っていただくにはそれしか言えません。うす切りした皮と、絞ったジュース、水とグラニュー糖、少々のレモン汁を、じっくり煮るだけで、こんなにたくさんの感動が潜んでいるなんて知りませんでした。

「皮を2時間、水に浸しておくこと」。「くたくたになるまでしっかり下ゆですること」。この二つの手間で、きらきらに輝くマーマレードが出来上がります。今回は、日向夏を使いましたが、柑橘類なら、このレシピで様々なマーマレードが作れます。煮ている時間の最後の10分。水分が抜けて一気にマーマレードになっていくクライマックスが醍醐味です。贈りものにも喜ばれるでしょう。

材料(作りやすい分量)

日向夏…5コ

レモン汁…1/2コ分

グラニュー糖…計算する

水…計算する

5コの日向夏で、マーマレードがこれだけ出来ました。

作り方

1 日向夏の表面を水でかるく洗います。

2 半分に切って、ボウルに果汁を絞ります。レモン汁を加え、ジュースを作り、重さを計っておきます。

3 絞った日向夏の果肉をすべて取り除き、皮を幅2〜3ミリにうす切りします。

4 別にボウルを用意し、たっぷり水を張り、皮を入れ、2時間ほど休ませます。

5 水を捨て、弱火の鍋で皮でたっぷりの水で20分ほど下ゆでします。

6 皮が白くなって、柔らかくなったらザルに上げて、重さを計ります。

7 ジュース、皮、皮と同量の水。以上をすべて足した総量に対して、半量のグラニュー糖を用意します。

8 鍋に、ジュース、皮、水、グラニュー糖を入れ、中火で、45分ほど煮込みます。アクが出たらすくって捨てます。煮ている間は、絶えずよくかき混ぜて、焦がさないように注意しましょう。

煮る時間によってとろみが決まります。つねにかきまぜながら火を止めるタイミングを見計りましょう。

9 全体量が七分目ほどに減るまで煮込みます。音が変わり、大きな泡が出てきたら、少量を皿に取り、冷まして、とろみ具合を確かめます。ちょうどよいトロミになったら火を止め、煮沸消毒したジャム瓶など、保存容器に詰め、出来上がりです。

*今回はマーマレードを固めるためのペクチン(種を一緒に煮る)は使いませんでした。お好みでどうぞお選び下さい。

冷めると飴のように固まり、まるでキャンディのようにきらきらしています。
2015年12月21日
文・写真・動画:松浦弥太郎

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