庖丁の洗い方

あたらしい
心がけ

写真:松浦弥太郎
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毎日料理をするたびに、使った庖丁をせっせと洗っていますが、庖丁を洗いながら、ふと、庖丁の正しい洗い方とは、これでよいのかどうかと疑問を持ちました。

昨日までのあたりまえ

庖丁というのは、刃で食材を切りますので、刃の部分が汚れます。刃についた汚れを、洗剤をつけたスポンジで洗い落とせばいいというのが、昨日までのあたりまえでした。実をいうと、庖丁の柄をよく洗うということを忘れていたのです。さっと水で流すくらいで済ませていました。

見落としていた柄

料理をしているときの手は、水に濡れたり、食材を触ったりして、いろいろなものに触れています。そんな手で持つ柄ですから、汚れているのは当然でしょう。庖丁でいちばん汚れているのは、実は、持ち手である柄の部分だと気がついたのです。

正しい洗い方

もちろん、刃の汚れを落とすことは大切です。しかも、庖丁の刃の背から、スポンジではさむようにして洗わないと、うっかり指やスポンジを切ってしまうこともあるでしょう。

利き手で洗剤をつけたスポンジを持ち、反対側の手で庖丁の柄をしっかり持ちます。刃を向こう側へ向けて、スポンジを二つ折りにし、庖丁を挟むようにして、両面をいっぺんに洗います。

そのあとで、刃の背中側を持ち、柄と、刃と柄のつなぎ目も洗います。さいごは、乾いたフキンで全体の水気を取ります。

清潔な庖丁で野菜を切ると美しさが増すような。

まとめてみると

普段、あたり前と思っていることを、ふと立ち止まって、見なおしてみる。そうすると、こんなふうに、今まで気がつけなかったことに出会えることがあります。今回は、よく使う庖丁の洗い方に発見がありました。

目には見えないところこそ、実はけっこう汚れていて、これからは、そういったところにも目を向けて、しっかり洗ってあげようという心がけが生まれました。日々の暮らしというのは、こういった気づきや発見が、おもしろく、楽しくしてくれるのです。

ありがとうという心をこめて洗います。
2015年12月10日
写真:松浦弥太郎

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2 件のコメント

確かにそうですね。見落としていました。今日から柄までしっかり洗いますね。

私も、常々、?包丁の柄は洗ったほうが良いのでは⁉と思っておりました。嬉しいです。

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