フランス語で「千枚のクレープ」という意味の、ミルクレープは、フライパンで焼いた何枚ものクレープを層にして、お好みのジャムやクリームなどをはさんだケーキです。
切り分けてラップに包んでおけば、おべんとうのおやつにも重宝します。デコレーションすれば、バースディケーキやクリスマスケーキにもなります。簡単ですから、お子様と一緒にお作りになってもよいでしょう。きほんのミルクレープの作り方を紹介します。
生地をつくります
材料(直径18センチのクレープ生地12枚分)
小麦粉…75g
砂糖…35g
バター…15g
玉子…2コ
塩…ひとつまみ
牛乳…250cc
作り方
1 ボウルに玉子を割り、空気が入らないように溶きます。
2 大きめのボウルを用意します。小麦粉、塩、砂糖を入れてしっかり混ぜ合わせたら、真ん中が窪むようにととのえ、溶いた玉子を流し入れます。
3 牛乳50ccを加え、全体を混ぜ合わせます。
4 溶かしバターを作ります。フライパンを弱火で熱し、バターを入れて、うす茶色に色づくまで温めます。バターは焦げやすいので、火加減に注意しましょう。
5 3に、溶かしバターを加えて混ぜます。
6 残りの牛乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、裏ごししたら出来上がりです。
うすく焼きます
1 直径18センチほどのフライパンを弱火にかけて熱します。キッチンペーパーにサラダ油をほんの少しひたし、フライパン全体にうすくのばしていきます。
2 クレープ生地を、フライパンにひと垂らしします。このとき、ジュッと音を立てるほどにフライパンが温まっていることを確認します。
3 お玉の八分ほど生地をすくい、フライパンの中央へ流し込みます。手早くフライパンを動かし、全体にまるく広げます。
4 生地のフチが茶色く色づいてきたら、フライ返しを使ってていねいにはがします。このとき、全体にうすく焦げ目がついていることを確認して、裏返し、さらに焼きます。
5 焼き上がったら、アミの上に取り、あら熱を取ります。残りの生地も同様に焼きます。
ミルクレープはこんなふうに
1 皿にラップを大き目にしき、クレープを重ねていきます。このとき、ジャムとはちみつを一枚ずつ、交互にぬっていきます(今回はラズベリージャムを使用しました)。
2 すべてのクレープを重ねたら、そのままラップで包み、かたちを整え、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
3 ラップを外し、上から粉砂糖を振りかけたら出来上がりです。ナイフで切り分けていただきましょう。
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