おかえりなさいの味

茶粥という
しあわせ

文:田中真唯子 写真:松浦弥太郎
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口が「おいしい」と喜ぶ、味濃くはっきりしたごちそうを食べ続けると、心が「おいしい」と喜ぶ、素朴でやさしい味の家庭料理が食べたくなります。

あったかい茶粥(ちゃがゆ)はいかがでしょうか。茶粥とは、ほうじ茶で、米をじっくりと炊きあげたお粥です。香り高いほうじ茶が醸し出す、まろやかでおだやかな味わいに、「ああ、おいしいって、こういう味だったんだ……」と涙がポロポロとこぼれそうになります。心がしみじみと癒されるでしょう。茶粥には私たちが忘れかけた、つづまやかなおいしさがあるのです。

茶粥には、ティーバッグのほうじ茶が便利。

材料(2人分)

米…1/2合

ほうじ茶(ティーバッグ)…約5g

水…1リットル

塩…ひとつまみ

作り方

1 米はといで、ザルにあげておき、30分ほどおきます。

2 鍋に水を入れ、ほうじ茶を入れた茶袋を入れて煮出します。

3 塩を加えて、といだ米を入れて、弱火で40分ほど、フタをせず煮ます。煮ている間に、1、2度全体をかき混ぜます。泡が浮かんだら、すくい取ります。

4 米粒がふっくらとして、芯がなくなったときに、火からおろします。フタをして5分ほど蒸らせば出来上がりです。結んだ三つ葉を浮かべて、お召し上がり下さい。

なんて素朴でやさしい味わいなのでしょう。

「茶粥」のレシピをみる

2015年11月4日
文:田中真唯子 写真:松浦弥太郎

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1 件のコメント

?茶粥!なんて優しい響き。息が白くなったら作りましょう。寒さが待ち遠しくなりました。

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