ひき肉は自分でこしらえる

手に勝る
道具なし

文:松浦弥太郎 写真・動画: 元家健吾
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ハンバーグやしゅうまい、麻婆豆腐に肉団子、肉そぼろなど、ひき肉料理は、子どもから大人までみんな大好きです。ひき肉料理を、もっとおいしくいただくために、ひき肉を自分でこしらえてみてはいかがでしょう。使う分だけこしらえるので無駄がありませんし、何より手作りの味のおいしさに驚くでしょう。手に勝る道具なし。ぜひお試しください。

ひき肉はこんなふうに

いちばん使いやすいものとして、豚のひき肉をこしらえます。豚バラ肉、もしくはロース肉の薄切りを細切りして、端から細かく切っていきます。前もって冷凍しておくと切るのが簡単でしょう。

あとは叩くだけ

細かく切った肉を、まな板の上で庖丁で叩いていきます。細かさにばらつきがあっても、それもまたおいしさですので心配いりません。手作りのひき肉で、肉そぼろをこしらえて、お弁当に使ってみてください。おいしくて飛び上がります。

肉そぼろの作り方

300グラム(作りやすい量)の豚ひき肉に、しょう油を大サジ3杯、酒を大サジ1杯、砂糖を大サジ2杯、しょうが汁を大サジ1杯混ぜ合わせ、鍋で中火で炒めます。じっくり炒めて煮汁が無くなったら出来上がりです。300グラムは多いかなと感じますが、炒めると量は減ります。冷蔵で5日、冷凍で一カ月は保存できます。冷凍の場合は小分けにするとよいでしょう。

2015年9月22日
文:松浦弥太郎 写真・動画: 元家健吾

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2 件のコメント

前に一度、肉塊の食感がある超粗挽きハンバーグを作ったのを思い出します。なんでも手間暇惜しまずが美味しくて愛情かけた手料理になりますね!最近は、その時間をかけることが至福です。きょうもハッピーな1日を💓

豚のひき肉が手作りできるなんて驚きでした。包丁をよく研いでから作ります。叩いているときが楽しいです。そして本当に絶品のひき肉です!。教えてくださりありがとうございました。感謝!

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